「顎の骨が足りない」「骨が薄い」と診断されてインプラントを諦めたことはありませんか?えいふく総合エキ歯科では、そのような方のために骨が不足していても可能なインプラント方や、不足した分の骨を新たに作り出す治療法を導入しております。他院で断られたことのある方も、まずは一度当院でご相談下さい。

オールオン4・即日で噛める美しい歯

オールオン4
All-On-4

オールオン4は、歯がほとんどない方に適応し、インプラント手術のその日から快適に噛めるようになる画期的なインプラント治療法です。

名前の通り、上顎骨・下顎骨それぞれに4本ずつ埋め込んだインプラントで、すべての人工歯を支えます。あらかじめCTスキャンで骨がしっかりある部分を確認し、そこを目がけて斜めにインプラント体を埋め込むため、安定性が高く、噛む力をインプラント上で均等に分散できます。

骨を補填する必要がなく、抜歯からインプラント体の埋め込み、仮歯の装着まで、1日でできるのも大きな魅力です。手術当日から、新しいインプラントで支えられた固定式の仮歯でしっかりと噛んで食事をとることが可能なのです。

骨の状態によっては、5本や6本のインプラント体を埋入することもあり、その場合は、オールオン5、オールオン6と呼びます。

上下額オールオン4
オールオン4埋入イメージ

従来、すべての歯を失った方へのインプラント治療は、骨の移植をしたり、各顎骨に8~14本のインプラント体を埋め込むのが一般的でした。そのため手術時間が長く、術後の腫れも大きく、費用もかさむといったデメリットがいくつもありました。そういった意味でオールオン4は、インプラント治療の高いハードルを大きく引き下げてくれたと言えるでしょう。

オールオン4では、奥歯から前歯まで、すべて一体となった人工歯を取り付けます。そのため機能面だけでなく、歯並びや歯の色、歯肉の形態まで、口元全体の審美性を考慮した人工歯を作ることができることもメリットの1つです。

オールオン4の費用

オールオン4料金表

※別途、麻酔専門医による静脈内鎮静麻酔に関する費用がかかります。

こんな方にお勧めです

  • 歯を全て、もしくはほとんど失ってしまった方
  • 総入れ歯にお悩みのある方
  • 全体的に美しい歯を手に入れたい
  • 入れ歯の取り外しが煩わしい
  • 入れ歯よりももっとしっかりと噛みたい・食事がしたい
  • 顎の骨が痩せ気味の方

オールオン4症例集

ケース01 オールオン4(その1)

[治療期間:即日仮歯装着、完成まで3ヶ月]

「噛めないだけでなく、見た目が気になって笑えないという方です。抜歯とインプラントの埋め込みを同時に行いました。下の歯は4本、上の歯は5本のインプラントを埋め込み、上下ともに1日で仮歯をセットしました。上の歯については、鼻の下の硬い骨を使ったり、ガミースマイル(笑うと歯茎が目立つ)の改善のために骨を削る必要がありました。下の歯は、神経麻痺を回避するためにオトガイ孔(下の神経の出口)を回避するなど細やかなケアが大切になります。手術をしたその日のうちに仮歯が入ります。」

ケース02 オールオン4(下顎)(その2)

[治療期間:即日仮歯装着、完成まで3ヶ月]

「歯はあるものの、下の歯がすべて揺れていて、噛み合わせの高さ(咬合高径)が失われていた方です。脳にその状態がインプットされ、舌や筋肉の動きに異変が生じていました。オールオン4によって、その日から仮歯で噛めるようになるため、セラミック歯の装着までの3か月の間に、舌や筋肉の正しい動きを仮歯を修正しながら取り戻していただきます。フレーム(土台の骨組み)はコバルトクロム、チタン、ポーセレンの3種類ありますが、今回は、患者の口の状況に合わせて、軽量のチタンフレームを採用しました。チタンフレームとセラミックの人工歯は、最新技術を用いて強固に接着されています。」

ケース03 オールオン6(上顎)

[治療期間:即日仮歯装着、3ヶ月後にセラミック装着]

「上顎の歯周病が悪化して歯がぐらつき、しっかり噛めない状態だった方です。インプラント6本で上顎の歯を支えるオールオン6を行いました。事前設計に従って、インプラント6本をバランスよく埋め込むことで、その日のうちに物が噛める即日荷重が可能になりました。」

ザイゴマインプラント

ザイゴマインプラント

通常のインプラントは、歯槽骨か顎の骨に埋入されますが、ザイゴマインプラントは頬骨(きょうこつ=ザイゴマ)に埋入される長さのあるインプラントです。

ザイゴマインプラントが対象となる方は、上顎の骨にオールオン4が出来ないほど上あごの骨が痩せて骨量が不足している場合です。

このザイゴマインプラントシステムは、海外の歯科医師ドクター・モイやドクター・マロが上顎洞の外側を通す方法などを考案し、インプラントメーカーのノーベルバイオケア社で開発され製品化されました。

オールオン4は、9割の患者様は骨造成を行わなくてもインプラント手術をした当日に固定式の仮歯が可能でしたが、前歯部の骨が少ない1割の患者様は、骨造成を行ってから6ヶ月以上待つ必要がありました。

一方、ザイゴマインプラントは頬骨にインプラントを埋入しますので、骨造成を行うことなく、全ての患者様に対して、手術当日に固定式の仮歯を装着できるようになりました。

骨造成やオールオン4などを他院で断られた方でもまずはご相談下さい。